今年の公開講座の様子を、お伝えします~
『知っておきたい!乳幼児の応急手当』をテーマに、
赤十字乳幼児安全指導員の中嶋壽美恵先生のお話を聞きました。

まず最初に、救命の連鎖~いのちをつなぐこと~をお話されました。
①心停止の予防
②心停止の認識→119番通報
③一次救命 人工呼吸 胸骨圧迫など(一般の人)
④二次救命へ(医療機関)
この4つの輪が、つながって助けることができるということを心にとどめておいてほしいとのこと。
特に、②と③は、側にいる私たちの行動が不可欠です。

また、情報交換が必要で、実際に119番通報があった事例を紹介されました。
炊飯ジャーを床においてご飯を炊いていたところ、子どもが座って火傷を負ったケースがあったそうです。
私たち大人が何気なくしていることが、事故につながる危険を再確認した思いです。

後半は、実習です。
指先の止血の方法から

身近にあるハンカチを使って、包帯にする方法

伸縮性のある包帯の巻き方などを教えていただきました。

フロアからの質問に答えてくださってます~

繰り返し言われたことは、
「事故は避けらるけれど、起こるもの。起こった時に、どう対処するか、普段からの備えが大切」
ということ。。
参加したスタッフからも、
「予防しても事故は必ずおこるという言葉に本当に頷かされた。致命傷にならなように気をつけないといけないと思った。」
「乳幼児は無防備なので、大人が危険物を取り除いたり、触らせないようにすることが大事。」
「いざという時に行動するために知っておくことが大切。事故を防ぐために、どのようにすべきか考え、接していきたいと思った。」
「乳幼児の救命救急の講習を受けたことがあるが、忘れていることも多い。繰り返し講習を受ける必要があると思った。」
などの感想がよせられました。
いざという時のために、機会があれば、ご参加くださいね☆
(スタッフH)